麻布十番・麻布十番駅の歯科・歯科医院・歯医者なら

〒106-0045 東京都港区麻布十番2-21-4 ローレル麻布十番2階
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当院の虫歯治療

痛みと安全に配慮した麻酔

治療中の痛みを和らげるには麻酔が有効ですが、実際には「麻酔の注射そのものが痛い」と感じる方も少なくありません。そこで当院では、麻酔注射による痛みをできる限り軽減するため、さまざまな工夫を行っています。

まず、注射の前に歯茎に塗るタイプの「表面麻酔」を使用します。あらかじめ歯茎に麻酔を施しておけば、針が刺さる際のチクッとした痛みを感じにくくできるからです。

さらに、麻酔液と体温との温度差があると刺激を感じやすくなるため、麻酔液は人肌に温めて使用。一気に注入せず、ゆっくりと少しずつ時間をかけることで痛みの軽減につなげています。

また、麻酔後はすぐに治療を始めるのではなく、部位に応じて5〜10分ほど時間をおき、しっかりと麻酔が効いてから開始します。

当院では、麻酔や治療を行う前に必ず丁寧な問診を実施。過去に麻酔でアレルギー反応が出たことがないか、気分が悪くなったことはないかなど、体質やご経験についてもしっかりと伺います。痛みの軽減はもちろん、安全面にも十分に配慮した診療を行っておりますので、どうぞ安心してご来院ください。

なるべく神経を残す治療

歯は何度も削れるものではありませんので、虫歯が重症化して病巣が歯の神経(歯髄:しずい)まで達した場合は、神経をとる治療を行うのが一般的です。

しかし神経がなくなると歯に栄養分が行き渡らなくなり、歯がもろくなってしまいます。もろくなった歯は折れたり欠けたりしやすくなり、最終的に歯の根が割れて、抜かなければならなくなる場合もあるのです。

また、神経をとった歯は細菌への防御能力が低下します。細菌感染によって歯の根に炎症が起き、ひどくなると抜歯が必要になるケースも。生まれ持った歯を長く保つには、できる限り歯の神経を抜かないことが重要と言えます。

神経を残す「歯髄保存療法(しずいほぞんりょうほう)」

マイクロスコープ

当院では、神経を残せそうな歯に対しては「歯髄保存療法(しずいほぞんりょうほう)」を実施しています。神経の有無は歯の寿命に直結するため、虫歯だからとすぐに神経をとる処置は行いません。

患部を拡大して見られる「拡大鏡」や「マイクロスコープ(手術用顕微鏡)」を使用し、虫歯部分を染め出して取り残しがないよう丁寧に削っていきます。神経を残せる可能性がある歯に対しては、状況次第で「MTAセメント」という薬剤を使用。この薬剤を詰める際も、隙間なく緊密に詰めるために患部を拡大して見ながら作業を行います。決して裸眼で治療を行うことはありません。

ただし歯髄保存療法を行ったからといって、全ての神経を必ず残せるわけではないのも事実です。痛みが出てしまった場合は、患者さまにご説明した上で神経をとる処置を行います。なるべく神経を残せるよう善処していますので、ご自身の歯を大切にした治療をご希望の方はご相談ください。

MTAセメントとは?

「MTAセメント」は、炎症を起こす原因菌を殺菌し、神経を保護できる薬剤です。従来この処置には「水酸化カルシウム」を用いることが多かったのですが、水酸化カルシウムに比べてMTAセメントは以下の点で優れています。

  • 隙間ができにくいので新たな細菌が入り込むのを防げる
  • 歯の根っこへの強い接着性がある
  • 歯の組織になじみやすいため身体に優しい
  • 歯と一体化し、再石灰化(歯の修復作用)が起こりやすい
  • 殺菌作用がある

丁寧な根管治療で再発を防ぐ

虫歯が重症化して神経まで病巣が達すると、「根管治療」という歯の根っこの治療をしなければいけません。根管治療は、歯の神経や血管の通り道である「根管」に入り込んだ病巣を取り除く治療です。

根管に病巣の取り残しや細菌感染があると、痛みが治まらなかったり、虫歯が再発したりしてしまいます。そのため、病巣をどれだけしっかり取り除けるかが重要です。根管内部は管状で縫い針ほどの細さしかないので、担当する歯科医師には繊細な処置が求められます。

少しでも歯を長持ちさせられるよう、当院では丁寧な根管治療に尽力。再発しにくい根管治療を行うために、以下のさまざまな医療機器や器具を使用しています。

拡大鏡とマイクロスコープ

拡大鏡(歯科用ルーペ)

根管内部をしっかりと確認できるよう、患部を拡大して見られる「拡大鏡(歯科用ルーペ)」や「マイクロスコープ」を使用しています。

拡大鏡は肉眼の約5倍、マイクロスコープは5~20倍に拡大して見られる機器です。根管の状態をしっかり確認できるため、繊細で精密な治療が可能です。

レントゲンでの診査

歯によっては、根管の形態が複雑な場合も少なくありません。きちんと根管内を清掃し、適切な大きさに拡大できるよう、症例に応じてレントゲンでの診査が必要です。

レントゲンを撮る際は、根管内にカルシウム系の薬剤を充填してから撮影を実施。カルシウム系の薬剤が造影剤の役割を果たし、形態を細部まで確認できます。

ニッケルチタンファイル

根管内部の病巣を取り除く際は、「ファイル」と呼ばれる道具を使用します。

一般的にはステンレス製のファイルが用いられますが、当院ではニッケルチタン製を使用しています。ステンレス製のファイルは硬く、曲がった根管内部ではうまく機能しない場合があるからです。

ニッケルチタンファイルはステンレスファイルに比べ高価ですが、柔軟性があるため複雑な形の根管でもしっかり治療できます。
 

当院では、こうした器具・機材を使用した精密な治療を、保険診療と自費診療の区別なく実施しています。その方の状態に適した器具を使い、より適切な処置を行うことが歯科医師としての務めだと考えています。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石とり・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

03-3455-8687

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午前:10:00~13:00
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